「ナンだよ……大人しく
なったじゃねーか。

――どうした、亜莉紗?」



「…………バカ……」



そんなこと、聞くんじゃ
ないわよ。


今の質問は、ゼッタイに
わざとのイジワル。



「もう……あんたも
黙って――…」



ゆっくりと体をあずけ
ながら、あたしはキスで
爽介の言葉を奪った――…。





     ☆☆☆☆☆



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