《完》極上☆SWEETS!!③ 〜トライフル・ドリーム〜

「使い道なさそうだったら
毎日捨ててくんだけどな。

今日はたまたま残ってたんだ」



「たまたま残ってたって……」



つまりホントにゴミになり
かねない残り物ってことよね?



(どーゆーつもり?

本気で意味がわかんない)



ア然とするあたしの前で、
爽介は次にスッとさっき
まで座ってた調理台に
手を伸ばした。



何をするのかと思ったら、
台の上にあった食べかけの
コフレ・ア・ビジューを
取り上げちゃう。



「えっ、な、なんでそれまで!?」



「使うからだよ」



「使うって、食べかけよ!?」