(そっか……。
爽介にも、手探りで歩いて
きた時期はあったんだよね……)
そして今また、自分が
責任者の店を持とうとしてる。
もしかしたら今も、爽介
だってその道の途中……?
――その答えを探して
爽介を見つめたら、返って
きたのはどこまでも優しい
淡いほほ笑みだった。
そして爽介は、そっと
あたしの髪を撫でて、
「だけど――オレは信じてるぜ。
お前の進もうとしてる
道も、決して無茶なんか
じゃないって。
お前が突き進めば、絶対に
その先に望むゴールはある。
――オレはそう、信じてる」
爽介にも、手探りで歩いて
きた時期はあったんだよね……)
そして今また、自分が
責任者の店を持とうとしてる。
もしかしたら今も、爽介
だってその道の途中……?
――その答えを探して
爽介を見つめたら、返って
きたのはどこまでも優しい
淡いほほ笑みだった。
そして爽介は、そっと
あたしの髪を撫でて、
「だけど――オレは信じてるぜ。
お前の進もうとしてる
道も、決して無茶なんか
じゃないって。
お前が突き進めば、絶対に
その先に望むゴールはある。
――オレはそう、信じてる」

