「来年の今頃、自分が
どうしてるのか……正直、
想像もつかない……」
来年の今、爽介はもう
ここにはいない。
あたしは――デザイン
学校を受験して、もちろん
そこの生徒になってたいと思う。
だけど同時に、ルナを
辞めるのも嫌で。
だから――受験結果が
出たら、短時間の勤務でも
仕事も続けさせてほしい
って、新条さんに頼んで
みるつもりだ。
「決めたの。
もうこれ以上、何も
諦めないって。
一度はくじけて諦めて、
遠回りした。だから――…」
やりたいこと、欲しいもの。
その全部を、諦めない。
どうしてるのか……正直、
想像もつかない……」
来年の今、爽介はもう
ここにはいない。
あたしは――デザイン
学校を受験して、もちろん
そこの生徒になってたいと思う。
だけど同時に、ルナを
辞めるのも嫌で。
だから――受験結果が
出たら、短時間の勤務でも
仕事も続けさせてほしい
って、新条さんに頼んで
みるつもりだ。
「決めたの。
もうこれ以上、何も
諦めないって。
一度はくじけて諦めて、
遠回りした。だから――…」
やりたいこと、欲しいもの。
その全部を、諦めない。

