《完》極上☆SWEETS!!③ 〜トライフル・ドリーム〜

「んっ…………」



いきなりのことにドキンと
心臓を躍らせつつも、
あたしはそのキスを受け止めた。



深く、浅く……何度も
キスを繰り返した後、
爽介はようやくそっと
あたしを解放して、



「感謝の気持ち、受け取ったぜ」



「もう――知らないっ」



ニヤリとした笑いに、
あたしはツンとそっぽを
向くのが精一杯だ。



爽介は『アハハ』とおかし
そうに笑って、



「それじゃ、食べようぜ。

オレもテキトーにもらうから」



そう言うとあたしの傍を
離れ、食器棚からお皿や
カトラリーを出し始めた。