《完》極上☆SWEETS!!③ 〜トライフル・ドリーム〜

そう言って手招きする
爽介に、あたしは小さく
頷いて厨房の中に入った。



調理台をまわり込んで
爽介の側に移動して、
初めて台の上に置いてある
“それ”に気づく。



「え―――? これって……!?」



目を見張るあたしに、
爽介がニヤリと笑って
言葉の先を引き継いだ。



「“コフレ・ア・ビジュー”。

――オレ達の、思い出の
スイーツだ」



……そう。



そこにあったのはまぎれも
なく、3色のコフレ・ア・
ビジュー。



去年の夏この店を彩った、
思い出の夏メニューだ。



だけどこれは去年の限定
商品だから、今年はもう
ラインナップにはないのに……。