☆☆☆☆☆
「お前今朝、オレに
見とれてたろ」
ダイニングのテーブルで
食後にワインを飲みながら
のんびりしてたら、思い
出したのか爽介がニヤリと
笑って言ってくる。
「は? 何言ってんの、
んなわけないでしょ」
爽介に見とれてたんじゃない。
爽介の“手並みに”
見とれてたのよ。
まぁたいしてかわんないけど。
自惚れられたらたまんない
から、どっちにしろ素直に
ウンなんて言わないけどね。
「ウソつけ。
たっぷり5秒はオレ見て
止まってたぜ」
「お前今朝、オレに
見とれてたろ」
ダイニングのテーブルで
食後にワインを飲みながら
のんびりしてたら、思い
出したのか爽介がニヤリと
笑って言ってくる。
「は? 何言ってんの、
んなわけないでしょ」
爽介に見とれてたんじゃない。
爽介の“手並みに”
見とれてたのよ。
まぁたいしてかわんないけど。
自惚れられたらたまんない
から、どっちにしろ素直に
ウンなんて言わないけどね。
「ウソつけ。
たっぷり5秒はオレ見て
止まってたぜ」

