最後の約束の日、美紅
ちゃんは本当に心から感謝
してる顔で頭を下げてくれる。



「今までホンットーに
ありがとうございました!

おかげで無事、衣装が
そろいそうです〜!」



「どういたしまして。

キミ達こそ、よく頑張ったわよ」



最初はどうなることかと
思ってたけど、時々持って
来てくれた実際の洋服を
見る限り、出来はまずます。


正直なところ、あたしも
驚いてるくらいだ。



「当日は絶対見に来て下さいね!

いい席あけときますから☆」



学芸祭が偶然ルナの休みに
重なってることは前に聞いてた。