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ミーティングが終わった
後の休憩時間。



テキトーにランチを調達
しようと裏口から外に
出たら、出てすぐの
駐車場で雫があたしを
待ち構えてた。



「待ってたのよ。

ちょっとつき合ってくれない?」



「―――いいわよ」



さっきの視線が意味ありげ
だったから、驚きは
あんまりない。



爽介のことで雫も何か
あるんだろうって普通に
納得して、あたしは雫と
一緒に通りを歩き出した。



ランチではわりとよく使う
イタリアンの店に二人で
入って、セットメニューを
注文して。