《完》極上☆SWEETS!!③ 〜トライフル・ドリーム〜

女子高生の必死なパワーに
圧倒されて、思わず言葉を
失うあたし。



――どーしよう。

3人に思いっきり頭下げ
られて、だんだん断っちゃ
かわいそうな気になってきた。



(もしかしてこれも貢の
狙いだったんじゃ……?)



チラッとそんな思いが
よぎるけど、今さらそんな
こと考えたって遅い。



――まぁいっか。

別に芸術性とかレベルの
高さを求められるんじゃ
ないんだったら……。



あたしは観念してフーッと
大きく息をはいた。



そして、真剣な目で
あたしを見つめる女子高生
×3に向かって苦笑しつつ
答える。