僕、ギャルと付き合います。

男たちに見つからないよう注意しながら路地を抜け、
何とか黒ギャルの元へと辿りついた。


「明美!」


「由梨!?」


由梨は明美を見るなり、駆け寄り抱きついた。


「明美、無事でよかったぁ!」


「由梨も大丈夫やったんやな?」


「うん」


二人は無事を確かめ合うように抱きしめ合った。


たっくぅ~こいつら・・・


大和はそんな二人を見ながら、少し微笑んだ。


それはそうと・・・こいつら、
ちょっとお灸据えなあかんな。


「こらっ!」


「「えっ!?」」


大和の怒鳴り声に、二人が同時に大和の方を振り向いた。


眉間に皺を寄せ、怒りを露わにする大和。
けっこう怖い顔していたのか、
さすがの黒ギャルも、そして由梨もその大和の表情に少し怯んだ。