僕、ギャルと付き合います。

「このくらい何ともないわ!」


まぁ、ここは黙ってようか。


「大和、カッコイイ!」


「やろ? それより男たちが来る、はよ逃げるぞ!」


「あっ、うん!」


俺は由梨の手をぐっと握り、再び走り出した。


「こらっ! 待てぇー!」


男たちはしつこく追いかけて来たが、
なんとか振り切り逃げきった。


「ハァハァ・・・なんとか逃げ切ったな、ハァハァ・・・」


「うん、ハァハァ・・・」


「さぁ、黒ギャルのとこ行くぞ」


「黒ギャル?」


「ああ、おまえの友達の」


「明美のこと? 大和、明美に会ったの!?」


「ああ、由梨のとこ行く時に偶然に会ってな。
あいつもおっさんに絡まれてたぞ」


「明美は無事?」


「ああ、なんとかな」


「よかったぁ・・・」


由梨はホッと肩を撫で下ろした。


こいつ、友達思いなんやなぁ。