僕、ギャルと付き合います。

「おいっ、大丈夫かっ!?」


大和は自分の体を守るように縮こまっている黒ギャルに、そっと手を差し伸べた。


「えっ? ・・・あぁっ!? あんたぁ!
私のパンツ見て、見てないフリした変態!」


しばくぞっ!


怯えている時でも、相手を怒らせることは忘れない黒ギャル。


「何やってんねん、おまえ!」


「なにって・・・」


「ええから早く! 逃げるぞぉ!」


俺は黒ギャルの手を掴んで引っ張った。
けど、黒ギャルはその場に蹲った。


「おい、何してんねん?」


「足、挫いたみたい・・・」


「はぁ!?」


足挫いたやと? 

どうする・・・?


「しゃーないなぁ! 乗れ!」


大和は黒ギャルの前にしゃがむと、背中に乗れと促した。


「えっ!? 乗れって、背中に?」


「早くせい!おっさんに捕まるぞ!」


「でも・・・」


「ああ、じれったい!」


大和は躊躇する黒ギャルを抱え起こし、背中に背負うと、ダッシュでその場から走り去った。