僕、ギャルと付き合います。

「何でも好きなも食べていいわよ、私の奢り」


利佳子さんと食事・・・

マジで?


「ああっ、 忘れてた!
俺、約束あったんや!」


信樹?


突然、信樹がいかにも白々しい言い回しで声を上げた。


「すいません課長。
俺、ちょっと用事を思い出したんで、
お先に失礼します」


おい、ウソつくな!


「そう、残念ね。
じゃあ大和、行きましょうか」


利佳子はいつものクールな表情とは違って、
少し微笑みながら俺に視線を向けた。


「は、はい!」


信樹は俺を見ながら、『頑張れ』と
言わんばかりにピースサインを出している。


俺に気を使ったんか?

ということは・・・えぇぇぇー!
利佳子さんと二人っきりぃ?


俺の心臓が急に激しく脈を打ち始めた。