僕、ギャルと付き合います。

信樹とのデートから三日が経った。
信樹とは毎日メールのやり取りをしている。
それだけでも本当に嬉しい。

普段使うことなんてないハートマークなんかも入れてたりして。


私、なんか変だ・・・


どんどん変わって行く自分に、なんだか照れ臭くて恥ずかしくなる。


今度は私から誘った方がいいかな?
いや、そんなことして断られたら・・・やっぱ無理だ!


好きだからこそ消極的にもなる。明美は今、恋をしていた。
そんな恋する乙女の様なこと考えている明美に最悪な事態が待ち受けていた。


あれっ!? 信樹?


街を歩いていると偶然にも信樹を見つけた。


「のぶ・・・き・・・」


明美は信樹の名を呼びながら手を上げようとして止まった。


信樹のとなりにいるのは・・・誰・・・?


明美は見てしまった、信樹が綺麗な色白の女性と歩いているところを・・・
女性は信樹にぴったりと寄り添い、腕を絡めている。


信樹が女の人と・・・

なんだか全身の力が抜き取られるような、そんな感覚がした。


色白で綺麗な人・・・


そうか・・・そうだよね・・・
やっぱり私じゃないよね・・・
あんな綺麗な彼女だったんや。
そりゃ私がどうあがこうと勝ち目はないよ・・・

私なんかが・・・


二人は楽しそうに人ごみの中に消えていく。


私、バカだ。
何を一人で舞い上がっていたんだろう?
わかってたことじゃない。
信樹が私を好きじゃないことくらい。
何を本気になって、浮ついてたんだろう・・・


「ううっ・・・」


明美の瞳からポタポタと大粒の涙がこぼれ落ちた。