僕、ギャルと付き合います。

「そろそろ行くか?」


「うん・・・」


信樹は伝票を持つとレジへと向かった。


彼女さん・・・ごめんなさい。

私はやっぱり信樹が好き。

だから今だけは、今日だけはまた信樹を貸してください。


本当にごめんなさい・・・


この後に行くところは決まってる。
私はまた、信樹に抱かれる覚悟を決めた。


彼女に罪悪感を感じながらも、気持ちを止められなかった。

偽りでもいい、信樹のぬくもりがほしい!
信樹を愛しているから。


「行くぞ」


信樹はそっと明美の手を握った。


「うん・・・」


信樹の手・・・

あったかい・・・


まるで恋人のように繋がれた手、
明美にとってはすごく幸せな時間だった。