僕、ギャルと付き合います。

「熱っ、熱っ!ズルズル・・・」


熱々の鍋焼きうどんを
必死になって食らい付く白ギャル。


「おい、そんな急いで食べんでも、
うどんは逃げんぞ?」


「だって・・・熱っ!
美味しい・・・んやもん!」


火傷するんじゃないかって勢いで、
うどんに食らいつく白ギャル。
そんな姿を見て大和はフッと微笑んだ。


こいつおもしろいなぁ。


「電車賃出したるから、食べたらはよ帰れよ」


「えっ!?」


白ギャルは食べるのを止めて、俺の顔を見た。


「んん? なんや?」


白ギャルは箸を置くと、俯きながら目を泳がせた。