僕、ギャルと付き合います。

店の中はとってもレトロな感じで
レンガの茶色で統一されていた。

かわいい・・・

そして何よりパンのいい匂い。


「さぁ、こっち」


「うん・・・」


私は言われるがままに席へと座った。


「何食べる?」


信樹はメニューを広げると、私の方へとメニューを向けた。
そんな信樹を私はじっと見つめる。


「黒!?」


「えっ!? ああ・・・」


「あれ!? お腹減ってなかったか?」


「い、いや、そんなことないよ!」


「そうか、ならよかった。
ここのパンはめっちゃ美味しいねん、
しかも食べ放題やぞ」


「そ、そうなんや」


「いっぱい食べや」


「う、うん」


信樹は楽しそうにメニューを選んでいる。


信樹こんなところに私を連れてきて
どうゆうつもりなん?


私は信樹の行動にまったく意味がわからなかった。


ヤリたいなら、こんなまわりくどいことはせずに、ホテルに直行したはず。


なのになんで・・・?