僕、ギャルと付き合います。

いや違う、きっと自分が傷つきたくないんだ。


抱かれても、抱かれても決して自分のものにはならない現実に、
自分が傷つきたくないんだ。


でも、信樹に触れたい・・・

でも、でも・・・


「信樹、あのさ・・・」


「着いたで」


「えっ!?」


私は目の前の建物をじっと見た。


ここって・・・


「ここのパスタ屋、めっちゃ美味いねん!」


パスタ屋さん?


「さぁ、入るぞ」


「あっ、う、うん・・・」


信樹は私の肩に手をまわすと、やさしく店の中に誘導してくれた。