僕、ギャルと付き合います。

俺たちはそこからすぐ近くのうどん屋さんに入った。


「いらっしゃいませ!」


一度来てみたいと思っていたこの店、
入るといい出汁の匂いがふわっと店中に充満していた。


なんか期待できそう。


大和は期待を膨らませながら席に着いた。


「こんな日は、やっぱ鍋焼きうどんよな」


「うん!」


「おまえもか?」


「うん!」


こんな寒い日は鍋焼きうどんに限る!


俺も白ギャルも迷わず鍋焼きうどんを注文した。


「お待ちどうさま、鍋焼きうどん二つです!」


「来た来たぁ~!」


二人は割りばしを手にすると、
「いただきます」と言って、早速うどんに箸を伸ばした。