僕、ギャルと付き合います。

ぐぅぅぅ~。


「えっ!?」


何や今の?


音の出所であろう白ギャルに視線を移すと、
「お腹空いた・・・」と、恥ずかしそうに笑った。


「ぷっ!」


俺はそんな白ギャルを見て、思わず吹き出してしまった。


「お腹空いてたんか?」


ギャルはコクリと小さく頷く。


「俺、今から飯食いに行くとこやねん。
おまえも行くか?」


「えっ? でも・・・」


「大丈夫、奢ったるから」


「いいの?」


「おう」


白ギャルは何とも言えない喜びの笑顔を見せた。


「ほら、行くぞ!」


「うん」


まるで餌を貰える猫のように、
ぴったりと付いて来る白ギャル。
そんな姿がとても愛らしくて可愛いかった。