僕、ギャルと付き合います。

近付く俺に気付いたのか、女子高生はムクッと顔を上げた。


うわぁ!

また変態と間違えられる!


俺はまた一歩、女子高生から後ずさる。
顔を上げた女子高生は目を潤ませながら震えていた。


んっ!? 泣いてるんか?

あれっ!? このギャル、どこかで見たような・・・

はっ!


こいつ、昼間、電車で会った女子高生や!


大和の目の前で体を震わせ縮こまっていたのは、
昼間に絡んできた女子高生ギャルだった。