僕、ギャルと付き合います。

「まさか、大和が何か言ったの?」


「いえ! 何も!」


私は慌てて両手を左右に振り否定した。


「そう、ならいいけど。 
大和とは上司と部下、
それ以外の何物でもないわ」


上司と部下・・・?


そんなはずない。

大和、はっきり言わないけど、
こんな感じじゃなかった。


たぶん大和は彼女のことが好きだ。
そして彼女も大和が好きなはず!


だってこの前見た二人は、 
紛れもない恋人だった。

悔しいけど、とてもお似合いのカップルだった。


なのにどうゆうこと・・・?