僕、ギャルと付き合います。

すごい迫力・・・

何なん、この人・・・


由梨は恐る恐る、また利佳子の顔を見上げた。


仕事が出来そうな人・・・

しかもすっごく美人。


私なんかとは比べ物にならへん・・・


この人が、大和の好きな人・・・


大和はこの人と付き合ってるんだよね?
腕組んで歩いてたし。

でもなんか、はっきり言わんかったよなぁ・・・


上手くいってないんかな?


「あの・・・大和さんの 
彼女さんですよね・・・?」


由梨はどうしても二人の関係が気になって、
唐突に利佳子に問い質した。 


「大和?」


「はい・・・」


「あなた大和の知り合いなの?」  


「は、はい・・・」


由梨は利佳子の威圧感に目を合わせられず、
視線を合わせないまま問い質した。