僕、ギャルと付き合います。

そんなことを考えながら、駅の階段を上り、
ホームで電車を待っていると、
一人の女性が隣に立った。


んっ!?


由梨はふと女性の方を振り向く、
そして思わず目を大きく見開いた。


この人・・・

大和といた女性・・・


そう、隣に立っていたのは利佳子だった。


すると、由梨の視線に気付いたのか、
利佳子は由梨の方を振り向いた。


「何かしら?」

「あっ、いや・・・」


由梨は利佳子のすごい目力に、
思わず視線を逸らした。