僕、ギャルと付き合います。

でも・・・

でも、何かが違う・・・


そう・・・利佳子さんは
左手の薬指にはめた指輪を
決して外さない・・・


どんなに激しく抱き合ったって、
どんなに甘えられたって、
決してその指輪を外さない。


そう・・・

そうなんだ。


これが答えなんだ。


利佳子さんは決して、
俺のモノになることはない・・・

俺を愛することなんてないんだ。


俺は大きな勘違いをしていた、
利佳子さんは俺のもじゃ・・・ない。


利佳子さんを抱くたび、
それを痛いほど思い知らされ、
こんなに近くにいるのに、
逆に遠くなっていくように感じた。


俺は、俺は何をやってるんやろう・・・


なんのために、利佳子さんを
抱いているんだろう。


大和は何故、利佳子を好きだったのかさえ
見失いそうになっていた。