僕、ギャルと付き合います。

みんなの冷ややかな視線が俺に集まる。


大和は顔を真っ赤にしながら、
慌てて椅子に座った。


何やってんねん俺は!

恥ずかしい・・・


「おいっ、どうしてん? 
付き合ってないんやろ?
マジで怒るなよ!」


「ううっ・・・、はぁー・・・」


大和はガクッと力が抜けたように
椅子の背もたれに体を預けた。


信樹の言うとおりかもしれん・・・


由梨が俺なんかを、マジで好きになる訳ないよな?
よう考えたらわかることやわ。
それやのに俺、何を勘違いして、
いい気分になってたんや?
アホみたいやな。


でも、由梨がそんなことするかな・・・?



「大和! ちょっと来て」


するとオフィスへ戻って来た利佳子さんが、俺を呼びつけた。


利佳子さん!?


「はい!」


なんやいきなり?
まさか騒いでたとこ見られてた?


俺は服装を整え姿勢を正すと、
恐る恐る利佳子さんのデスクへと向かった。


「大和・・・」


険しい表情を見せる利佳子さん。


やっぱり怒ってる・・・?

騒いでたことか?

いや、昨日のことか?
昨日、途中で帰ったから・・・


うわぁ、最悪や・・・


俺は体に力を入れ身構えた。