今回は少し自信があっただけに、精神的ダメージが 大きい。 ああ、神様。 そろそろ俺に微笑んでくれてもいい時期じゃないですか・・ 「・・・たくっ!なにがダメだったんだよ!!」 考えてみるも答えがみつかる訳もなく、 俺は落胆したまま紙をテーブルに置いた。 (気晴らしに外でもいくか・・・) 床に脱ぎ捨ててあるジャケットを適当に手に取り、 行く当てのないまま家を出た。