だって、だって。 彼氏にバレンタインあげるの初めてなんだもの。 彼氏が喜ぶことをしたいのは当然だよ? 何も言えない顔でりゅーちゃんを見つめる。 りゅーちゃん可愛い顔して甘いの苦手って意外だなぁとか。 そんな無駄なことを考えてしまう。 「…あ、」 そうだ、分かった。 「りゅーちゃん、ごめん。私帰る!」 「はっ?」 りゅーちゃんが作ってくれたオムライスを一瞬で食べて、私は部屋の外へ出た。