外に出てもらって心配が一応なくなった。
起こした発作は4日声が全く出ない。
すると父さんが出て行った。
父さんにどんな状態か優那に伝えに行ったのだろう。


「悠希兄は?」


「とりあえずは大丈夫だ。しかし4日声はでないな。」


やっぱりか……
そして俺の部屋に優那がきた。


「悠希兄。よかった。えっ?」


『心配かけたな。』


口だけ動かして答えた。


「そんな事ないよ。あんな発作に耐える悠希兄はすごいよ」


と俺は言われた。
そして俺は

『耐えなきゃ俺死ぬじゃんか』


と冗談まじりに言った。
声出なくても何もないけど。
そして安心した優那が………


「今何時?え?もう学校始まってる……どうしよ………」


「お母さん……学校始まってる…どうしよ…」


「大丈夫よ…欠席の連絡しておいたわ」


よかったな。
サボリじゃなくて…