3店舗のホストクラブを
経営してる亮太くん。



なんでこんなに
身の回りのことを
してもらっているか。




亮太くんの罪悪感。

亮太くんのせいじゃないよって言っても
私の記憶がないせいで
亮太くんは ただ私の頭を撫でるだけ。



従業員がこんなに
面倒見てくれるのも
亮太くんが言っているから。



私は 何もわからない

記憶もない 感情もない


ただ呼吸をして返事をする
お人形さん。




きっと私
あの日死んだんだ。







あの日 、 きっと。