「 なっちゃん
また肌荒れてきたね 」
「 ん~ わかんない 」
「 今日新しい洗顔じゃないほうがいいね 」
「 まかせる 」
ピンポーン
みやびと話していると
チャイムが鳴った。
「 はい 」
るきが玄関に向かって
ドアを開いた
数人の声が聞こえてきた
「 あ、お疲れ様です 」
きらや雅やるきが
数人に挨拶をした
「 なっつ~ ただいま! 」
「 亮太くん!!」
たたっと駆け寄ると
亮太くんはいつも
頭を撫でてくれる。
後ろをみると
しげ こうた せな むむ がいた。
みんなやはりホスト。
「 みんな お疲れ様」
「 夏実ちゃんありがとう 」
みんなめいめいに
座ったりトイレにいったり
私は亮太くんの横に
ちょこんと座った。
するとるきが作った鍋が
出てきた。
みんなお酒を飲みながら食べる。
私は雅に取り分けてもらって
ちょびちょび食べる
「 なっつ ちゃんと
フーフーしなさいよ! 」
「 はぁい 」
この光景を見て
誰しもが違和感を抱く。

