「じゃあ一ノ瀬さん、今彼氏は?」
どんどん質問が濃くなってくる。
でも、村田さんの期待する答えは返せません。
「いないよー。それもずーっと。」
「ずーっとっていつから?」
あ・・・なんて質問。
「生まれてからずーっと。」
そう、私は今まで彼氏はいたことがない。
早い子は中学生の頃からいた。
高校生になるとその割合が増えた。
大学生なんて一緒に住んでいるっていう子もいた。
でも私はいなかった。
「ほんとに?!」
ほらビックリしてる。
そりゃあ、この時代生まれてからって言う人かなり少ないだろうなって私でも思ってる。
でも、ほんとに。
「うん。ほんとに。」
隠していても仕方がないし、最後のご飯を口に入れながら答えた。
「そうなんだー。ころんとしてて可愛いのにね。」
同じくご飯を口に入れながら答える村田さん。
ころん???
ころんはともかく、私はあまり男の子と話すことがなかった。
小学校の頃はそうでもなかったんだけど。
中学に入ってから、どちらかといえば大人しく、悪くいえば地味系だったから。
好きな人はいたけど、そりゃあ彼女いたし。
どうしようもできない状態だった。
高校に入ってからは・・・・・三年生の時に出会った。
この場所で。
谷川教官がずっと気になっていたから。
大学でも頭は谷川教官で一杯だった。
どんどん質問が濃くなってくる。
でも、村田さんの期待する答えは返せません。
「いないよー。それもずーっと。」
「ずーっとっていつから?」
あ・・・なんて質問。
「生まれてからずーっと。」
そう、私は今まで彼氏はいたことがない。
早い子は中学生の頃からいた。
高校生になるとその割合が増えた。
大学生なんて一緒に住んでいるっていう子もいた。
でも私はいなかった。
「ほんとに?!」
ほらビックリしてる。
そりゃあ、この時代生まれてからって言う人かなり少ないだろうなって私でも思ってる。
でも、ほんとに。
「うん。ほんとに。」
隠していても仕方がないし、最後のご飯を口に入れながら答えた。
「そうなんだー。ころんとしてて可愛いのにね。」
同じくご飯を口に入れながら答える村田さん。
ころん???
ころんはともかく、私はあまり男の子と話すことがなかった。
小学校の頃はそうでもなかったんだけど。
中学に入ってから、どちらかといえば大人しく、悪くいえば地味系だったから。
好きな人はいたけど、そりゃあ彼女いたし。
どうしようもできない状態だった。
高校に入ってからは・・・・・三年生の時に出会った。
この場所で。
谷川教官がずっと気になっていたから。
大学でも頭は谷川教官で一杯だった。

