ふてくされる私の顔を両手で挟んで自分の方に向かすと、先生はメガネを取って私の顔にかけた。 「なにやって…」 「似合うじゃん。」 「…うるさい。」 いつもはそんなこと絶対言わないくせに。 たま~にそういうことを言う。 やっぱり先生はずるい…。 私が何も言えずにいると、先生はメガネをポケットに閉まって 本を閉じた。