お母さんはコクリと頷いた。 「多分今日だったと…」 なら、どうして拓海はさっき教室にいたの…? 「おかえりなさい。」 リビングのドアから拓海が出てきた。 「あら~拓海くん!今日発表の原稿忘れて行ったでしょ?大丈夫だった?」 お母さんの言葉に拓海はしばらく固まってから、何かを理解したように微笑んだ。 「あれの発表は明日ですよ。だから大丈夫です。」 「えぇっ…あら、そうだったの!」