ねぇ、私何しに来たんだっけ…? 心の中で何度も何度も自分に問いかけながら足を進める。 そして少しだけドアを開け、隙間からそっと中を覗いた。 『…たく…っみ…』 『………』 女の人の顔が見える。 その女の人に、覆い被さるようにして深いキスを浴びせる… あの背中は、間違いなく拓海…。 拓海… そうだよね。 拓海は私の彼氏じゃない。 ただの居候。 彼女くらいいるに決まってるじゃんね…。