「暴れるなよ。」 拓海は片手で私の両手首をつかみ、勝ち誇ったように笑った。 「…拓海のバカ。」 私…クリスマスに拓海とここに来られてよかったよ。 「そろそろ帰ろう。あんまり遅くなると萌香の母さんが心配するからな。」 「うん…そうだね!」 もう一度だけオリオン座を目に焼き付けるように眺めて、私と拓海は原っぱをあとにした。