「あれ。」 拓海はある一ヶ所で手の動きを止め、首でクイッと空を指した。 「あ…あった!!!」 拓海に操られた私の指の先には、綺麗に3つ連なった星がキラキラ光輝いていた。 「あの3つと、あの星と、あの星と……ほんとにオリオン座だっ…」 「なんだよほんとにって。偽物があるのかよ。」 ……はぁ。 私はこんなに感動してるのに、拓海の言葉のせいで台無しだ。 「てか、萌香寒いだろ。手冷たすぎ。」