キィィーッという音をさせて自転車を止めたこいつは、幼なじみの河合亮太。 亮太も結構なイケメンで、学校の女の子たちにはかなり騒がれている…らしい。 「萌香!お前も遅刻か?」 そう言って、亮太は爽やかに笑った。 私はその亮太に駆け寄って、 「だからー…、私も自転車に乗せてって!お願いっ!」 と、頭上で手を合わせて言ってみる。 「はっ?」 ととぼけた声を出す亮太。 あれ?ちょっと顔が赤いような気が……