「萌香…いい加減離れろ。」 「へっ!?」 静まり返った部屋の中で、私はふと我に返る。 ピッタリくっついた体。 先生にしっかりと巻きつけられた自分の腕。 しかも……かなりキツく。 「っ!!!?」 慌てて離れて後ずさりすると、 先生は「ばーか。」と、ひとことだけ言った。 だめだ……今日は、「バカ」って言われてばっかりだ。