少しの間動きを止めたあと、 先生はベッドから降り、床の上に積み重ねてあった教材の中から一冊を引き抜いた。 「よし、やるぞ。」 そう言って、先生は足の低い小さなテーブルの方に座った。 いつもは勉強机なのに… これじゃぁ正座をしなくちゃいけない。 「なんで今日はこっちなの?」 私が首を傾げて尋ねると、 先生は「とりあえずこっちに座れ」と、既に勉強机の方に座っている私を促した。