部屋に入ると、先生は私のベッドに寝っ転がって分厚い本を読んでいた。 ピンク色の私のベッドに、なんともまぁミスマッチな光景。 「先生。来たよ。」 「んー…、もうちょっと待て。」 …本の区切りが悪いのか。 先生は、本に目をやったまま言った。 私は無言で机に向かい、鞄から筆箱とノートを取り出す。 しばらくすると パタン!という音をたて、先生は本を閉じた。 気だるそうに伸びをし、頭をかいて髪をかき乱している。