食べかけのクレープを口に頬張りながら、私は亮太の隣を歩いた。 ……正確に言うと、走ったんだけど。 駅に着くと、亮太は立ち止まって電車の時刻を調べた。 あと3分で私達の乗る電車が到着するらしい。 ホームのイスに腰掛け、私と亮太は電車を待つ。 「昔はよく、一緒に遊園地とか行ってたよね…。」 亮太と、亮太のお母さんと、亮太のお父さんと、私と、私のお母さんと――… それから、私のお父さんも。