――…1時間後。 「…もー!なんで私がこんなこと…っ」 「悪ぃって。さっきから何回も謝ってんだろ。」 「謝ればいいってもんじゃないでしょ!」 …こんな会話を、私と亮太はさっきからずっと繰り返している。 説明もそこそこに無理やり電車に乗せられ、私は来たこともない知らない街に連れてこられたのだ。 その目的というのが、 亮太のお母さんに、この街にある有名なケーキ屋さんのケーキを買ってくるよう頼まれたんだとか…。