いじわる教師といじっぱり生徒



私の質問には答えず、先生はベッドの上に座った。



「来いよ。」


「やだ。」


「へぇ。俺に反抗するんだ?」


「……っ」



何も言えない私に、先生は追い討ちをかけるように「来い。」と言う。



「……」



無言で立ち上がると、私は先生の隣に座った。



「なに?」

怪訝そうな顔を作って、先生の顔を見上げる。