どうやら、先生に嘘は通用しないみたいだ。 「ごめんなさい…」と言うと、先生は「はぁ…。」とため息をついた。 「なんで聞いてなかったんだよ。」 「なんで…って……」 近くて、ドキドキして…、なんて言えるわけないし…!!! 「あ。もしかして…」 そう言うと、先生はつかんでいた手首を離し、手を私の顔にそっと添えた。 「俺のこと、意識しちゃったんだ?」