くたくたになりながら長い長い階段をのぼり、やっとのことで“3-C”と書かれたプレートがかかっている教室にたどり着いた。 あとは開けるだけ… ……なんだけど。 「なんかおかしくない…?」 4時半なんて、みんな部活か家に帰ってるはずで、教室にいる人は少ないはず。 それなのに、この3年C組の教室からはたくさんの人のざわめきのようなものが聞こえてくる…。 「絶っっ対おかしいよね…」 扉を開けようと伸ばした手を、そっと引っ込めた。 ――その瞬間。