幼なじみと2週間









「お前歩くのおせーな。チビだし。」





恭吾があたしの頭にてをのせて呟いた。





「あたしそこまで小さくない!恭吾が大きいんだよ!」





気にしてることを…!ムカつく!





「何?それで小さくないとかよく言えたな。」





恭吾は、フッと馬鹿にしたように笑っていった。





確かに、152だけど…そこまで笑うことなくない?





「ちょっと!笑わないでよ!馬鹿。」





あたしは、恭吾の顔を見上げながら睨んだ。





「それ…睨んでんの?…逆効果だから。」





逆効果って…意味わかんないし…。





しばらく考えていると急にてが離れた。





びっくりして恭吾のほうを見ると、家を指差した。





「家着いた。早くはいって…風邪引く。」





「あぁ、うん。」





家に着いたのも全く気づかなかった。





ボーッとしすぎたぁ!!





恭吾に引っ張られ、あたしは家に入った。