――――――――― ―――… 「ここで来る前に髪染めたのは正解だな」 「でしょ?まぁ、名字はめんどくさそうだけど…誤魔化すし」 髪染めるなって言われたけど、それは無視。 廉兄もかな兄も私に賛成。 彼らは、この学園には神田の傘下や同じような企業の子息、令嬢などがゴロゴロいるということで、あたしの過去がばれるのはちょっと…… お前は容姿だけで目立つのに…と苦笑いされた。 … そしてもし何かあったら大変だ、という理由。 「ま、頑張れ!俺に言えば対処してやるよ。もう1つ大事な話が…」