春夏秋冬のキセキ




「りんごっ!どうしたのよ!」

「…あ…ぇ…だっ…」


目の前には


そう、最悪な思い出


名前が嫌いになった訳



そう、今目の前には
神山がいる



「りんご!ちょっと大丈夫!!?」

「…あ、私帰る!!」

「え?りんご!!」


私は外に出た
ひんやりとした風

頭を冷やすには丁度いい


「…はぁ……」